カテゴリー別アーカイブ: ソーシャルメディア

ソーシャルウェブの未来はどうなるのか〜ソーシャルグラフvsインタレストグラフ〜


皆さん、こんばんはカワダです。
今回は前回に引き続き、またまた未来を予想する系のタイトルになってしまいましたw
ただ、興味深い記事「The Future of the Social Web: Social Graphs Vs. Interest Graphs」を見つけたので大切だと思った部分にフォーカスしてご紹介します。

今年、Facebookはユーザーが8億人に到達、 LinkedInは大ヒットで株式公開をして上場、そしてTwitterは週に数十億ものつぶやきを生み出した。
そしてGoogleが、一ヶ月に25万人のユーザーを集めた独自のソーシャルネットワークサービスであるGoogle +を立ち上げた。

ソーシャルサーチ、ソーシャルコマース、ソーシャルな情報などこれらのソーシャルネットワークの継続的な成長の中で、Web上で未だに残っている分野にもソーシャル化の波が訪れることに多くの興奮を覚える。
ただ、まだWebの残りの分野をソーシャル化するための努力は、これまでのところその期待に沿うほど成功を収めていない。それは、一体なぜだろう?

■どのようにソーシャルネットワークは進化していくのか?何のサービスを届けてくれるのだろうか?
ソーシャルコマース:デルタ航空は昨年Facebook上で”ticket window”というサービスを開始して、それは顧客の友人と一緒にチケット購入をするというEコマースの将来の姿と見られていた。
それにも関わらず、まだ一年後でも私たちはまだ専用の航空会社や旅行サイトでチケットを購入している。

ソーシャル検索:Bingの検索エンジンは、ユーザーのFacebook友達がいいね!を押した時にWebページに結果が反映されるようになったが、いいね!を押したページの数はまだまだ微々たるものでソーシャル機能と呼ぶにはまだほど遠い。

日替わりお買い得情報:Facebookが毎日の情報空間に移動することはGROUPONにとって強力な挑戦者と見られていた。しかし4ヵ月後、Facebookは、そのローカル情報を扱うビジネスをやめることを発表した。

ソーシャルビューイング:Facebookがこの春に初のストリーミングムービーを提供し、Time WarnerのFacebookアプリで、それはソーシャルビューイングを行う機会として注目されたが、この試みは顧客の関心を生み出すことができなかった。

■ソーシャルグラフvsインタレストグラフを理解する
まだソーシャル化されていないウェブの残っている部分を私たちの経験を再構築するソーシャルネットワークのためのためには、ソーシャルグラフとインタレストグラフを理解する必要があります。

ソーシャルグラフは、”私が知っている人は誰か”を表すデジタルマップである。
それは、ユーザーがさまざまな方法で知っている人々を反映することができる。

家族、職場の同僚、カンファレンスで会った仲間、高校の同級生、仲間のサイクリングクラブ会員、友人の友人等ソーシャルグラフは主にFacebookやLinkedInのようなソーシャルネットワーキングサイトで作られ、社会的な繋がりを維持するため活用される。

それに対してインタレストグラフは、”私が好きなもの”を表すデジタルマップである。
(Twitter上など)で顧客は関心のあるアカウントをフォローして、(アマゾンなど)購入する製品を見つけて、(Netflixど)映画などを見て、検索を行い(Googleなど)、自分の好みについて質問形式で回答する(Hunch)ようなサービスで活用される。

しかしこれまでのソーシャルウェブの根本的なつまずきは、ソーシャルグラフとインタレストグラフを混同しているところにある。
現実として、あなたが知っている人でも常にあなたが好きになるものが彼らは好きかどうかは分からない。

■ソーシャルウェブの未来:グラフの統合
これまでのところ、ユーザーのソーシャルグラフをマッピングするビジネスは、FacebookやLinkedInなどのソーシャルネットワーキングサイトで行われている。

一方、インタレストグラフは、ネットフリックスやアマゾンなどのEコマースサイトによって構築されていること、高度にカスタマイズされたレコメンド機能に焦点を当てている。

これからの真のソーシャルウェブの未来は、これら2つのグラフが一緒に作用し合うところにあるだろう。

ソーシャルサークル:Google+はユーザが共通の興味と彼らが共有したいコンテンツの種類に基づいて、自分のソーシャルグラフに各メンバーを配置して、1対1のコミュニケーションだけでなく多対多のコミュニケーションが可能である。
それに即対応する形で、Facebookはソーシャルサークルを管理するための独自の機能を開始した。

フィードリスト:Twitterのリスト機能では、ユーザーが別の話題(例えばニュースヘッドライン、お気に入りの有名人、スポーツ好きの仲間、またはあなたが好きな著者)に基づいてフォローする人々とブランドのサブリストを作成することができる。

単一目的のグラフ:ニッチサービスは、共通の興味や特定のサークルを持つミクロなソーシャルネットワークパス(あなたの親しい友達50人をマッピングする)、またはソーシャル音楽サイトのTurntable.fmのようなサービス(好みのジャンルを同じくする音楽とプレイリストを共有することを目的とした音楽愛好家向けのサービス)。

近い将来、ソーシャルグラフとインタレストグラフを統合した新しいより良い解決策が生まれるはずである。

■個人的な学び
リアルな人間関係が自分の発信する内容と必ずしも一致しないという課題をどう解決するかという問いを持てたことです。

ただ、ソーシャルグラフでは情報の発信と受け取り側にズレはありますが、自分のテイストと異なる情報が偶然入ってくるセレンディピティを楽しむという見方もできるのではないでしょうか。

情報とそれに興味のある人をどう繋ぎ、発信者が情報を振り分けることを手間と思わせない設計(イメージはG+の進化版)ができれば、より密度の濃い交流が生まれるのではと思っています。

セレンディピティとノイズとの違い…これは非常に難しい問題であり、状況によってどちらにもなり得ると言える気がしますね。

(参照:The Future of the Social Web: Social Graphs Vs. Interest GraphsDelta Starts Selling Flights on Facebook

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カテゴリー: インターネット全般, ソーシャルメディア

少し気が早い2013年に来る3つのマーケティングトレンド


皆さん、こんばんはカワダです。
今回は少し、いやかなり気が早いかもしますが「2013年の3つのマーケティングトレンド-Marketing Trends for 2013 and beyond-」という記事を見つけたので米国から学ぶという意味でもご紹介したいと思います。

■1.ソーシャルエンタープライズ
まず、本題に入る前にソーシャルエンタープライズの定義を「新時代のソーシャルエンタープライズ革命は3ステップ–Dreamforceベニオフ氏」という記事を参考に見ていきたいと思います。

以下の3つのステップを踏んで顧客、製品、従業員それぞれのソーシャルネットワークを統合して、さまざまに分析してビジネスに活かすべきだというのがソーシャルエンタープライズについての考え方です。

①顧客から学ぶためにソーシャルデータベースを構築して顧客のソーシャルプロフィールを作る
②実際に顧客から学ぶために、従業員のソーシャルネットワークを作る
③顧客ソーシャルネットワーク、プロダクト(製品)ソーシャルネットワーク、つまり構築してきたソーシャルネットワークの中に顧客もしくは製品を入れる。

では、本題に入ります。

最近、技術革新について触れる時にテーマとして多く取り挙げるのが独自の社内ソーシャルネットワークを採用する企業であり劇的な増加を確信している。

マイクロソフト・シスコ・Salesforceのような技術プロバイダは既に社内SNSを持っている、または私達が社会的な環境内でスマートに、より効率的に作業をすることを支援するエンタープライズクラスのソリューションに取り組んでいる。

あなたの会社が複数のオフィス、異種の労働力や従業員を多く抱える場合、あなたは今、このための計画プロセスを開始することを考えてみるべきだ。

■2. FacebookやLinkedInなどのソーシャルメディア・ネットワークがコンテンツのホストとなる
成功するためのマーケティングの未来は、ソーシャルメディアと確立されたソーシャルネットワークの手の中にあると考えている。
私たちの顧客は、(全体的に)ソーシャルであり、私たちはソーシャルを必要としている。

自社サイトへのトラフィックは、Facebook・LinkedIn・独自に構築するソーシャルネットワーク上に多くのコンテンツがホストとなることで、減少するだろうと考えている。

これは配信と共有の可能性を強化し、私たちはターゲット層のオーディエンスの仕事と個人の時間をブレンドするプラットフォーム上で影響を与えることができることを意味する。

RubyとJavaベースのアプリケーションの進歩は、それが簡単かつ費用対効果の高いこれらのプラットフォーム上でリッチな、マルチメディアアプリケーションを設計することでユーザーの数百万の範囲の利用を計画している。

■3.さよならE -メール
Facebookの時代が私たちの職場でスタートすると、Eメールなどの従来のコミュニケーションツールの使用は間違いなく減少する。
Eメールの使用は実際に去年、12-54歳までの層で減少しており、55-64歳と65歳以上のグループのみが増加している。

コミュニケーションツールとしてのビデオは、ソーシャルチャンネルによって強くサポートされており今後スタンダードになるだろう。
モバイルネットワークはビデオ通話が備えられ、シスコが販売するすべてのエンドポイントは、2013年末から2015年にすべてのインターネットトラフィックの85%がビデオになると主張している。

これは、ビデオのイベント、ビデオを活用したコラボレートする協力的な働き方の増加を意味する。
さらに、2013年までにすべての携帯電話の約90%をスマートフォンが占めると予測されていて、今後も増え続けることだろう。

Googleウォレットなどの技術革新を組み合わせる位置ベースのマーケティングは、我々は消費者のソースとして、購入および製品の選択肢を確認する方法を変革するようにセットし直される。
それらはまた、大幅にキャンペーンの可視性を改善し、いくつかの例ではスピードアップしてレスポンス率を向上させるだろう。

これらの3つのトレンドは大きくソーシャルメディアに偏っているが、実際に2013年過ぎて伝統的なマーケティングチャネルの成長を誰が心に描くだろうか?
私はまだ、マルチチャネルマ​​ーケティング戦略の一部を形成すべきだと考えている。

それと同時にしかしながら、成長・リーチの範囲・拡散性・ソーシャルメディアの費用対効果と導入は、単に無視できないものでもある。
1日わずか24時間の中で私たちのソーシャルコミュニティの管理が時間のかかる作業であることを時間が経つにつれて知られてきているが、それでもソーシャルメディアを活用せざるを得ない。

最後に考慮すべきことの一つとして…テクノロジー企業を過小評価することはできない。
3つのトレンドやApp Storeはほんの数年前までまだ何であったかさえ知られていなかったが、現在は50万近くアプリがダウンロードされ10万以上のアプリが毎月リリースしている、そしてその数字としてAndroidや他のプラットフォームを含むものではない。

皆さんは、次に来る2013年のマーケティングの未来をどう考えていますか?
2011年現在、Googleウォレットのローンチなどその兆候は明らかに出てきていると思います。

また、ソーシャルビデオについても私個人が興味のあるコマース分野での活用が期待されています。
実際に、世界のラグジュアリーブランドが最大80%OFFで購入できる「ギルト」というサービスでは既に強力なツールとなっています。

ソーシャルビデオに関しては、こちらのブログ「メインストリートの動画配信事業者」が非常に勉強になります。

最後に..私はマーケティングやコマース分野に興味があり、その領域の会社に行くので今後さらに特化した有益なブログが書けるようになりたいと思っています!


(参照:「Marketing Trends for 2013 and beyond」「新時代のソーシャルエンタープライズ革命は3ステップ–Dreamforceベニオフ氏

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カテゴリー: インターネット全般, ソーシャルメディア, マーケティング, 動画

ユーザーの購入にどの程度オンライン情報が影響を及ぼすかを示したグラフ


皆さん、おはようございますカワダです。

突然ですが、現在レビューなどのオンライン情報がユーザーの購入までのプロセスに与える影響力はどんどん大きくなっています。
今回は、その影響力を1,000人以上の米国成人に行ったコーン社の2011年調査データを基にしたブログ「Bazaarblog」の記事からご紹介したいと思います。

ブログの投稿や消費者レビューは、ユーザーの意思決定を行うにあたりトリガーとなっています。
ソーシャルメディアが普及してインフラとなりつつある今、私個人の意見としてブログの価値が相対的に見て軽視されているのではないかと感じています。

しかし、このグラフを見ていただけるとわかるように2010年から2011年の一年間で最も大きな伸びをみせているのがなんと!「プロダクトとサービスについての記事やブログ投稿」です。

つまり、このデータからソーシャルメディア関連のツールを経由してブログコンテンツをユーザーに届けることの重要性が以前にも増して高まっていると言えるのではないでしょうか。

■購入を検討する上で誰を信用するか
次にグラフはありませんが、「商品やサービスの購入を選択する際にオンライン上では誰を信用しますか?」というアンケートの結果を見ていきます。

最も多かった回答が「ユーザー自身の製品やサービスと実際の経験」(69%)、順番に追っていくと「関連するニッチな専門知識」(60%)となっており、ソーシャルやインタレストグラフを参考にする(11%)とまだまだ自分と趣味志向が似ているインタレストグラフを参考にした購買行動は少ないようです。

■ネガティブ情報のinfluenceが高まっている
オンラインで製品のレコメンド情報を見て購買決定をする上で”ポジティブな情報”を読んでいるかを尋ねたところ、回答者の87%は「Yes」と答えて2010年の数字から7%上昇しています。

興味深いことに、逆の質問として“ネガティブな情報”で購入をやめると回答した人が80%、2010年の数値から12%上昇しています。

つまり、オンライン上でのレコメンド情報に関してプラスの情報はユーザーの購買行動を確かに促進させるものではあるが、同時にマイナスの影響力も高まっていることがわかります。

■リアルな生活ではレコメンド情報も十分とは言えない
レストランでの食事や映画のような低コストの購入のために、回答者の大半(78%)はまだオフラインのクチコミを商品やサービスを検討する上で必要としています。

■オンライン情報が最も価値あるものになる場合
回答者は以下の情報を手に入れる時にほとんど満足してます。
エレクトロニクス、家電製品(60%が便利)、自動車と輸送関連情報(55%が便利)と通信(54%が便利)。
オンライン情報は、本質的にかなり複雑で通常は高価であるものを購入のために検討する際に有用と考えられているようです。

いかがでしたでしょうか?
ソーシャルメディアを筆頭にオンライン情報の中でもネガティブ情報を知ったユーザーが購入をやめる率が高まっていたり、どの商品カテゴリーが影響を受けやすいのかなどを具体的なデータを用いて今一度把握することができたのではないかと思います。

個人的にはユーザーに情報を届けてリーチするツールとしてブログが最大の伸びを見せていることが驚きで、字数の制限無く自由に表現できる場として改めて注目されるのではと思いました。

最後にご報告ですが、タイトルを「Think Big!」に変更しました。
この意味や背景は日を改めて更新したいと思います。

ブロガーとして有益な情報をこれからも発信できるように頑張りますので、ぜひ皆さんの応援宜しく御願いします!

(参照:BazaarBrief: The who and what of purchase influence

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カテゴリー: ソーシャルコマース, ソーシャルメディア, ブログ, マーケティング

ソーシャルメディア×期間限定ゲリラショップでインフルエンサーを獲得するアディダスのO2Oプロモーション


皆さん、こんばんはカワダです。
今回は海外で今、徐々に新しいプロモーション手法として人気が出つつある「ソーシャルメディア×ポップアップ・ストア」というPR手法をご紹介します。

まず初めに、「ポップアップ・ストア」とは何か触れてみたいと思います。
(参照:Adidas Pop-Up Retail Strategy: What Social Commerce Can Learn

ポップアップ・ストアとは空き店舗などに突然出店し(ポップアップ)、一定期間で突然消えてしまう期間限定の仮店舗のこと。
イギリス国内では人気の宣伝手法である。ポップアップ・リテールとも呼ばれる。

ポップアップ・ストアは2002年、ロンドンのチェルシーで大手スーパーがクリスマス商戦で勝ち抜くため埠頭に船を浮かべ仮店舗を開き客の注目を集めたのが始まりと言われている。
それが英国内で一躍有名となりその後はファッション業界から果ては自動車業界までもが商品のアピールとしてポップアップ・ストアが一躍大ブームとなった。

特に2008年のリーマン・ショック以降はCMにお金を掛けるより安価に注目を浴びることからよりいっそう出店が増えるようになった。(この文章はwikipediaから抜粋しています)

ソーシャルメディアを活用したファンストア出店のためのビジネスの理論的根拠は、スマートでシンプルかつ魅力的です。

まず結論としてファンのブランド支援をアクティブなものにするには、最初にファンにあなたの新製品を手に取らせる必要があります。
ソーシャルメディアを活用したポップアップ(一時的な)ファンストアはファンのブランド支援を有効なものにして、販売を後押しする手っ取り早く簡単な方法だと言えます。

一番最初にファンにあなたの新製品を手に取らせることがアディダスにとって特別ことであり、それがポップアップ・リテール戦略です。

新製品のローンチの時点で、アディダスは数日から一ヶ月で一時的な店舗をオープンさせることになります。

プロモーションに関しては公には発表していない場所で、ゲリラ的にソーシャルネットワーキングサイトを介してファンとインフルエンサーに居場所を知らせるというやり方です。

具体的な事例として、アディダスは6つのポップ・アップ・ストアをドイツ、オーストリア、スイスのシークレットスポットでオープンしました。
ポップ・アップ・ストアの形態は移動式のキャンピングカーや大型トラックを使用することが多く、空きテナントに出店する場合もあります。

アディダスは、2012年オリンピックギアをロンドンのウェストフィールドモールで4週間にかけて展開しました。

合計では、アディダスは小売業のポップアップマイスターであり、そして私たちはアディダスから学ぶことが多くあると思います。

それは出店までのスピードが速く、ポップアップストアはセッティングが迅速かつ簡単であり、ポップ・アップ・ストアのゲリラ的に展開するため製品をある程度絞って販売することができます。

ポップアップ・リテール戦略には大きく4つの特徴があります。

①主要顧客ではなくファンとインフルエンサーをターゲットにする
②一時的なゲリラ型店舗は、イベントとの相性が良くサポートする
③商品の範囲を限定して販売する、
④出店が迅速、簡単、セットアップにかかるコストが高くない、後片付けに手間がかからない

まさに、Pop-up Retail + Social Commerce = Big Opportunityですね。

ポップアップ・ストアの他にはない特徴としてはゲリラ的に店舗を出店し、それをソーシャルメディアを活用して従来の顧客層とは異なる情報感度が高い層にアプローチするのが非常に上手いことが挙げられると思います。
“ゲリラ出店”とソーシャルメディアの活用はバイラルを生むにはとても相性が良さそうですよね〜♬
アディダス以外でもテクノロジー雑誌WIREDなどもポップアップ・ストアを出店していますのでぜひ一番下の動画を見て下さい。

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カテゴリー: ソーシャルコマース, ソーシャルメディア, マーケティング

海外セレブがあなたのコーディネートを提案する海外ファッションサービス「STYLEMINT」が面白い!


皆さん、こんばんはカワダです。

突然ですが..「自分が憧れる人のファッションを真似してみたいな・また好きな芸能人やコーディネーターに自分を格好良く、可愛くしてもらいたい!」そう思ったことがある人は多いのではないでしょうか?

今回はそんな体験ができる海外のファッションコマースの中でもコンセプトが面白いなと感じた「STYLEMINT」というサービスをご紹介します。

■コンセプト
コンセプトは「海外セレブがあなたに合ったコーディネートを提案してくれる」というもので、日本でも知名度の高い双子のオルセン姉妹がデザインしたTシャツの中からその人にあったものを提案してもらえます。

■ターゲット
ターゲットは女性でオルセン姉妹の影響力とファッションのテイストから考えると、10代後半〜30代ぐらいなのではないかと感じます。
ユーザーとして気になる料金ですが登録とコーディネートの閲覧までは無料、そして全てのTシャツが$2.99ドル均一でサイトからそのまま購入できます。

■サービスの詳細
まず初めに、個人のプロフィールの作成を行います。
画面上に表示される3つの画像から自分のテイストに合うものを選択する17の質問形式です。
質問の内容は、「夜に着たい服・ファーストステップとして小売りファッションブランド・オフ時の服装・ドレスアップ時に着た衣服・誰(男性・女性・自分自身)に印象を与えたいか…」などの質問が用意されています。

これらの画像選択型の質問形式に答えた後、自分にオススメのTシャツが一覧で表示されます。

最後にあとはこの中から、自分のオルセン姉妹からの提案の中で気に入ったTシャツを購入します。(この時に初めて商品代金の$2.99ドルを支払います)

またメールアドレスとFacebookからユーザー登録が可能で、ユーザーにとって非常に嬉しいのが動画で商品撮影時のメイキング映像やオルセン姉妹のコメントを見ることができるようになっています。

「自分の憧れる趣味・志向のリーダーが自分のスタイルに合わせてくれる提案」系のサービスは色んなジャンルで応用が効き、需要があるのではないでしょうか。
それはユーザーにとってレコメンドされた服が似合うか・似合わないかという商品比較よりも、〇〇ちゃんがデザインした洋服私にコーディネートしてくれた♬という感情の方が優先される気がするからです。

正直、コーディネイトに関する提案の精度や商品ボリュームに関してはまだまだなのではと思いますが、徐々に日本でも個人にパーソナライズ化したコーディネイトのサービスも出始めています。

現在の「STYLEMINT」のような機械的なレコメンド機能ではなく、よりファッションコーディネーターなどとダイレクトにやり取りができるなどの有料アドバイスオプションがあるとさらに面白いサービスになると思います。

一定のファンを持つファッションリーダーとファッションブランドが連携して、よりファッションリーダーの色を出したコーディネートの提案ができると非常に魅力的ですね。
ぜひ皆さんも簡単に登録できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

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カテゴリー: ソーシャルコマース, ソーシャルメディア, ビジネス, ファッション

Nestlé・TOPMANの新たなソーシャルコマースへの取り組み

皆さん、こんばんはカワダです。
今回はFacebookをプラットフォームとしてソーシャルコマースを展開する事例を2つご紹介したいと思います。
この事例を通じて、各企業とも今後の狙いはFacebook上にユーザー独自のファンストアを構築して趣味や志向により合わせてカスタマイズすることのようです。

■Nestléのソーシャルコマース事例
それではまず一つめの事例として、ネスレのソーシャルコマースについてご紹介します。

まずこちらの動画を見てもらいたいのですが、ネスレが新たに取り組む「Nestlé Marktplatz」の概要を説明しています。(ドイツ語ですが、雰囲気は大体掴めます)

ネスレは、顧客がショップと72のネスレブランドを発見してシェアできるように、革新的で新しいマーケットプレイスであるNestlé MarktplatzのFacebookページをローンチしてソーシャルコマースのムーブメントにいち早く乗りました。

この顧客とダイレクトに繋がるNestlé Marktplatzでは従来のネスレブランド範囲をさらに拡張させて、ドイツの顧客に限定的にアクセスを与えてまだドイツで市場に出回っていない市販品やドイツでは売られていない製品(例えばイタリアのペルージャのチョコレートプラリネ、マレーシアのスパイシーなチリソース)を並べてます。

ここではっきりと言えることは、ネスレは顧客をブランドのアドバイザーとしてマーケットの囲い込みを目指しており – その目的は新製品、包装及び利用機会のための魅力的なアイデアや提案をしてもらうためです。

さらに言い換えると、売買のためのフォーラムだけではなく、それはまた顧客との間の会話のためのフォーラムであり、お互いにアドバイスや共有のアイデアを求めることができる – 顧客との会話を目的としたフォーラムと言えます。

ネスレはラボに市場を回して市場とのチューニングを図り便利な消費者の本音を知るのに役立つだけではなく、ネスレブランドのロイヤリティや愛着心を促進させます。

もしネスレが伝統的なチャネルを壊さないようにスマートに管理すれば -これらのチャネルに訪問者とeコマースのトラフィックをもたらすことになり、ブランドのアドバイザーとして、顧客を従事させることによって愛着心という効果を生むでしょう。

ネスレドイツの最高経営責任者Gerhard Berssenbruggeは、こう説明しています:”我々は消費者との双方向のコミュニケーションを促進している。
彼らが希望するものを私たちに言ってくれれば、我々はそれを改善できる。
私たちは、顧客からのアイデアによって、ネスレマーケットの将来だけではなく、自社製品を形作るために積極的に刺激をもらいたい。”と述べています。

そのため、より顧客が積極的に参加できるようにNestlé MarktplatzのFacebookページを設けています。

全体的に、Nestlé Marktplatzのコンセプトは特に本心と愛着心を生むパワーであり、個々のブランドのFacebookファンページがパワーを持つようになるための中央のe-コマースプラットフォームとして位置づけられています。

しかし、先進的な取り組みを行うネスレにも課題があるようです。
それはブランド固有のFacebookのファンページや製品のはるかに広範囲のブランドを提供するスーパーマーケットから反対を受けており、このNestlé Marktplatzで説得力があることをを実証することである。

確かにNestlé Marktplatzのソーシャル機能を兼ね備えたFacebookページが顧客を惹きつけるものになるとは今の段階では言えないと思います。
ただその代わりに、Nestlé Marktplatzの差別化としてまだ市場に出回っていない、かつその地域では売っていない製品を限定的に購入できるというメリットがあります。

まだまだ、ネスレ側も手探り状態という感じは拭えませんが、ソーシャルコマースの領域でブランドのパイオニアになるためにNestlé Marktplatzはきっとこれからも進化していくでしょう。

■TOPMANのソーシャルコマース事例
次にご紹介したいのが日本でも展開しているアパレルブランドのTOPMANのソーシャルコマースへの取り組みです。
このブランドは20代の若者を中心にイギリスのビビットなカラーや斬新なデザインのUKファッションを比較的低価格で購入できるという理由で人気を博しています。

そのTOPMANがアメリカのシカゴに実店舗をオープンと同時に、ZibabaというFacebookページ作成会社主導のもとTOPMANのFacebookページをオープンしました。

まだ現在は、Facebookページ内のファンストアはカタログのように商品スタイル画像が並べられていて、TOPMANのe-コマースサイトにリンクする程度に制限されています。
その他の機能として、いいね!やコメントを残せるだけでなく友達に商品についてアドバイスできる仕組みもあります。

このようなカタログアプリケーションは、新たな小売チャネルの作成の手間を避けられるためソーシャルコマースのブランドや小売業者にとってソーシャルコマースへの取り組みの第一歩になります。

それだけにとどまらずTOPMANは、ファンにFacebookページ内のファンストアで説得力のある理由を与えるためにも、すぐに必要に応じてファン専用ページの作成やFacebookとTOPMAN e -コマースサイトを統合することファンの店にスペシャルな体験を提供するでしょう。

これからもファッション×ソーシャルコマースの相性の良さについて勉強していきます!

参考までに、こちらはFacebook作成会社ZibabaのFacebookコマースに関する紹介動画です。

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カテゴリー: ソーシャルコマース, ソーシャルメディア, ファッション

Facebookと企業の向き合い方について考える


今回は昨日ソーシャルメディアに関する自主勉強会に参加したので、そこで得た学びのアウトプットの場を兼ねて「ソーシャルメディア(Facebook)の普及によって、マーケティングがどう変化するのか?」について書きます。

社会人講師は、株式会社メンバーズの原 裕 様・川田 学 様のお二方でした。

テーマは、「マーケティングの本質とFacebookを代表とするソーシャルメディアの普及による、企業と消費者との関係の変化」についてです。

それでは具体的な内容に入っていきます。(お二人にお話いただいた内容+私の解釈も含まれています。)

■1.Facebookの概要と特徴
Facebookの最大の特徴は実名のSNSであること、そして人を介在した形で情報が流通することがマーケティングを大きく変える。

そしてFacebookを活用する上においては、まず第一に創業者であるマーク・ザッカーバーグのFacebookへの想いや背景を理解することが重要である。
彼は「コネクトとシェアで世の中をオープンに」をミッション=神から降りてきた啓示だと捉えている。

次にFacebookと従来のSNSの違いは、必ずしも欧米主導ではなくインドネシア、タイなどアジア圏の利用者数が非常に多い。
つまり、Facebookは「海外マーケティングにおける玄関口」
となり得る。
また、アジアではPCを持っていない環境の国もありスマートフォンを使用してサイトへアクセスすることもある。

日本においてのFacebookの位置づけの1つの見方として、年齢層を分けないメディア
であること。
ex)今までは日経新聞ぐらいしか全世代のビジネスパーソンにリーチできなかったが、Facebookは30、40代のビジネスユーザーが実名制で繋がっている

そして、さらに押さえておきたい特徴がストック型のコミュニケーションである。
それに対して、フロー型の具体例はCM(15〜30秒に全てを懸ける)を挙げた。
さらにCMの衰退の原因は、TVというマスメディアで幅広い層にアプローチできる分、万人に受けようとするから結果的に面白くないコンテンツが多くなってしまったこと。

フロー型のCMと比較して、ソーシャルメディアは自分が見てなくても誰かが見ているため他の人が共有した情報を後からでも知ることができる。

■2.Facebookの企業の活用目的と用途
Facebookは運用が最も重要→用途は、顧客との長期的な関係構築に適しており、広告宣伝的に捉えると失敗する。
そもそも、Facebookをキャンペーンorコミュニティの構築どちらで使用するのかという目的を明確にする必要がある。

とりあえず、流れに乗っかってFacebookというツールを選択しても上手く行かず、プロダクトに特徴やメッセージ性があることが活用における前提条件。

もし今後Facebookがなくなったとしても、5年、10年先を見据えて顧客との関係を構築してファンになってもらうことを目的とするFacebook的なコミュニケーションはなくならない。

余談ではあるが、今話題のmixiページについて原様の見解をお伺いした。
結論としては、mixiページは単発キャンペーンに適していると述べた。

mixi=井戸端会議(日本型で日本人のキャラに合った)であり、企業がそこにブランディングがどうたらと言って入っても上手く行かない。
カワイイとか格好良い!という切り口でmixiページを構築することがキーポイントになるのではないか。

■3.Facebook・ソーシャルメディア時代の企業の消費者に対する向き合い方
今ままでのマーケティング=お客さん思考と言いつつ、結局は代理店思考だった。
瞬間風速的ないいね!数1000突破などに意味はなく、そこからいかに消費者と関係を構築するかを考えることが大切。
SEO、エッジランクを上げる→この取り組みは本質的な部分ではなく、あくまでサポート的な要素が強い。

これからは「ファンの流儀を保てるか」が非常に重要になってくる。
Facebookを使用したマーケティングの本質は、手作り感が見えるかどうか、そして中の担当者のパーソナリティを隠さずにオープンにすることが求められる。
ex)質問自体もコンテンツ化する、リサーチがコミュニティになり得る、業務連絡すらコミュニティの中でやる

消費者の声に耳を傾け、企業活動に積極的に参加してもらう意味でも「傾聴」がキーワードになる。

そして今後のマーケティングコンセプトはまさに、「共創」である。
好事例として、コカコーラの”fans first” approachは非常に参考になる。

エンゲージメントという言葉が最近頻繁に使用されるようになってきたが、この言葉をしっかりと理解する必要がある。
ロイアリティよりもさらに深い意味だと考えており、双方向なコミュニケーションである。

最後に、今までのインターネットマーケティングはテクニック重視、これからはヒューマンの要素を盛り込んだものになることを示唆した。

■カワダの学び
最近、内定先企業でインターンシップを始めることもありFacebookに代表されるソーシャルメディアを活用することで企業は消費者とどう向き合い、関係を構築するのかについて考える機会が増えました。
その中で感じるのが、以前と比較してネットでのコミュニケーションを行う上で相手の顔が見えやすくなったということです。

別の言葉で言い換えると、一人ひとりと向き合う感覚をソーシャルメディアを活用するユーザーが手に入れたと感じるのです。

何かこれを示す良い表現はないか?と考え、今自分の中で最も近い答えとして「糸電話的なコミュニケーション」という言葉が浮かんできました。

糸電話は文字通り、糸を伝って人の声が相手に届くというアナログのツールです。
ここで私が思う糸電話とソーシャルメディアの共通点として、壊れやすい・声の届く範囲が限定的(ソーシャルメディアの場合、ターゲットを限定できる)
という二点を挙げてみます。

まず1つめの「壊れやすい」を信頼関係と結びつけて考えてみたいと思います。
糸電話は、糸という性質上もろく簡単に切れてしまうものでお互いを繋いでいます。
無理に引っ張ったりすると壊れてしまう、けれども小さい頃に糸電話で遊んでいた時のことを思い出すと「人の声の暖かみを感じる」ことができると言えるのではないでしょうか?

ソーシャルメディア(特にFacebook)もたった一言で相手との関係を崩壊させてしまうリスクがある一方で、従来のネット上のコミュニケーションにはない実名制から生まれる暖かみを感じることができると私は思います。

そして、2つめの「声の届く範囲が限定的」に関して、糸電話についてはすぐ理解してもらえると思います。
確かにTwitterなどはオープンな場と捉えられると思います。
しかしここで私が個人的に注目しているのが、Facebookのファンページのようなクローズドなコミュニティです。

企業はクローズドな場を活用することで、今までのマス広告のようにぼやけたメッセージを伝えるのではなくて、むしろファンの人たちにしかわからない言葉や感覚でコミュニケーションが図れるという魅力があると感じます。

いわゆる、これは「ブランドの持つ世界観」とも言えるかもしれません。

ソーシャルメディア=オープンというイメージが私の中にはありましたが、この勉強会を通じてFacebookファンページのようにあえてメッセージを伝える範囲を限定して「わかる人にだけ伝われば良い」という考え方で取り組むのも非常に面白いのではないかという新たな視点を見つけることができました。

正直まだ自分でもモヤモヤ感が残りますが、一度自分の考えを整理してわかっていない自分を理解する意味でも今回は自分のオピニオンを間違っていても良いから出してみようと思いました。

最後に、今回主催してくれた方や参加メンバーそして株式会社メンバーズの原 様・川田 様、貴重な機会を設けていただきありがとうございました!

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カテゴリー: ソーシャルメディア, 思考の整理