ソーシャルウェブの未来はどうなるのか〜ソーシャルグラフvsインタレストグラフ〜


皆さん、こんばんはカワダです。
今回は前回に引き続き、またまた未来を予想する系のタイトルになってしまいましたw
ただ、興味深い記事「The Future of the Social Web: Social Graphs Vs. Interest Graphs」を見つけたので大切だと思った部分にフォーカスしてご紹介します。

今年、Facebookはユーザーが8億人に到達、 LinkedInは大ヒットで株式公開をして上場、そしてTwitterは週に数十億ものつぶやきを生み出した。
そしてGoogleが、一ヶ月に25万人のユーザーを集めた独自のソーシャルネットワークサービスであるGoogle +を立ち上げた。

ソーシャルサーチ、ソーシャルコマース、ソーシャルな情報などこれらのソーシャルネットワークの継続的な成長の中で、Web上で未だに残っている分野にもソーシャル化の波が訪れることに多くの興奮を覚える。
ただ、まだWebの残りの分野をソーシャル化するための努力は、これまでのところその期待に沿うほど成功を収めていない。それは、一体なぜだろう?

■どのようにソーシャルネットワークは進化していくのか?何のサービスを届けてくれるのだろうか?
ソーシャルコマース:デルタ航空は昨年Facebook上で”ticket window”というサービスを開始して、それは顧客の友人と一緒にチケット購入をするというEコマースの将来の姿と見られていた。
それにも関わらず、まだ一年後でも私たちはまだ専用の航空会社や旅行サイトでチケットを購入している。

ソーシャル検索:Bingの検索エンジンは、ユーザーのFacebook友達がいいね!を押した時にWebページに結果が反映されるようになったが、いいね!を押したページの数はまだまだ微々たるものでソーシャル機能と呼ぶにはまだほど遠い。

日替わりお買い得情報:Facebookが毎日の情報空間に移動することはGROUPONにとって強力な挑戦者と見られていた。しかし4ヵ月後、Facebookは、そのローカル情報を扱うビジネスをやめることを発表した。

ソーシャルビューイング:Facebookがこの春に初のストリーミングムービーを提供し、Time WarnerのFacebookアプリで、それはソーシャルビューイングを行う機会として注目されたが、この試みは顧客の関心を生み出すことができなかった。

■ソーシャルグラフvsインタレストグラフを理解する
まだソーシャル化されていないウェブの残っている部分を私たちの経験を再構築するソーシャルネットワークのためのためには、ソーシャルグラフとインタレストグラフを理解する必要があります。

ソーシャルグラフは、”私が知っている人は誰か”を表すデジタルマップである。
それは、ユーザーがさまざまな方法で知っている人々を反映することができる。

家族、職場の同僚、カンファレンスで会った仲間、高校の同級生、仲間のサイクリングクラブ会員、友人の友人等ソーシャルグラフは主にFacebookやLinkedInのようなソーシャルネットワーキングサイトで作られ、社会的な繋がりを維持するため活用される。

それに対してインタレストグラフは、”私が好きなもの”を表すデジタルマップである。
(Twitter上など)で顧客は関心のあるアカウントをフォローして、(アマゾンなど)購入する製品を見つけて、(Netflixど)映画などを見て、検索を行い(Googleなど)、自分の好みについて質問形式で回答する(Hunch)ようなサービスで活用される。

しかしこれまでのソーシャルウェブの根本的なつまずきは、ソーシャルグラフとインタレストグラフを混同しているところにある。
現実として、あなたが知っている人でも常にあなたが好きになるものが彼らは好きかどうかは分からない。

■ソーシャルウェブの未来:グラフの統合
これまでのところ、ユーザーのソーシャルグラフをマッピングするビジネスは、FacebookやLinkedInなどのソーシャルネットワーキングサイトで行われている。

一方、インタレストグラフは、ネットフリックスやアマゾンなどのEコマースサイトによって構築されていること、高度にカスタマイズされたレコメンド機能に焦点を当てている。

これからの真のソーシャルウェブの未来は、これら2つのグラフが一緒に作用し合うところにあるだろう。

ソーシャルサークル:Google+はユーザが共通の興味と彼らが共有したいコンテンツの種類に基づいて、自分のソーシャルグラフに各メンバーを配置して、1対1のコミュニケーションだけでなく多対多のコミュニケーションが可能である。
それに即対応する形で、Facebookはソーシャルサークルを管理するための独自の機能を開始した。

フィードリスト:Twitterのリスト機能では、ユーザーが別の話題(例えばニュースヘッドライン、お気に入りの有名人、スポーツ好きの仲間、またはあなたが好きな著者)に基づいてフォローする人々とブランドのサブリストを作成することができる。

単一目的のグラフ:ニッチサービスは、共通の興味や特定のサークルを持つミクロなソーシャルネットワークパス(あなたの親しい友達50人をマッピングする)、またはソーシャル音楽サイトのTurntable.fmのようなサービス(好みのジャンルを同じくする音楽とプレイリストを共有することを目的とした音楽愛好家向けのサービス)。

近い将来、ソーシャルグラフとインタレストグラフを統合した新しいより良い解決策が生まれるはずである。

■個人的な学び
リアルな人間関係が自分の発信する内容と必ずしも一致しないという課題をどう解決するかという問いを持てたことです。

ただ、ソーシャルグラフでは情報の発信と受け取り側にズレはありますが、自分のテイストと異なる情報が偶然入ってくるセレンディピティを楽しむという見方もできるのではないでしょうか。

情報とそれに興味のある人をどう繋ぎ、発信者が情報を振り分けることを手間と思わせない設計(イメージはG+の進化版)ができれば、より密度の濃い交流が生まれるのではと思っています。

セレンディピティとノイズとの違い…これは非常に難しい問題であり、状況によってどちらにもなり得ると言える気がしますね。

(参照:The Future of the Social Web: Social Graphs Vs. Interest GraphsDelta Starts Selling Flights on Facebook

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カテゴリー: インターネット全般, ソーシャルメディア

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