Nestlé・TOPMANの新たなソーシャルコマースへの取り組み

皆さん、こんばんはカワダです。
今回はFacebookをプラットフォームとしてソーシャルコマースを展開する事例を2つご紹介したいと思います。
この事例を通じて、各企業とも今後の狙いはFacebook上にユーザー独自のファンストアを構築して趣味や志向により合わせてカスタマイズすることのようです。

■Nestléのソーシャルコマース事例
それではまず一つめの事例として、ネスレのソーシャルコマースについてご紹介します。

まずこちらの動画を見てもらいたいのですが、ネスレが新たに取り組む「Nestlé Marktplatz」の概要を説明しています。(ドイツ語ですが、雰囲気は大体掴めます)

ネスレは、顧客がショップと72のネスレブランドを発見してシェアできるように、革新的で新しいマーケットプレイスであるNestlé MarktplatzのFacebookページをローンチしてソーシャルコマースのムーブメントにいち早く乗りました。

この顧客とダイレクトに繋がるNestlé Marktplatzでは従来のネスレブランド範囲をさらに拡張させて、ドイツの顧客に限定的にアクセスを与えてまだドイツで市場に出回っていない市販品やドイツでは売られていない製品(例えばイタリアのペルージャのチョコレートプラリネ、マレーシアのスパイシーなチリソース)を並べてます。

ここではっきりと言えることは、ネスレは顧客をブランドのアドバイザーとしてマーケットの囲い込みを目指しており – その目的は新製品、包装及び利用機会のための魅力的なアイデアや提案をしてもらうためです。

さらに言い換えると、売買のためのフォーラムだけではなく、それはまた顧客との間の会話のためのフォーラムであり、お互いにアドバイスや共有のアイデアを求めることができる – 顧客との会話を目的としたフォーラムと言えます。

ネスレはラボに市場を回して市場とのチューニングを図り便利な消費者の本音を知るのに役立つだけではなく、ネスレブランドのロイヤリティや愛着心を促進させます。

もしネスレが伝統的なチャネルを壊さないようにスマートに管理すれば -これらのチャネルに訪問者とeコマースのトラフィックをもたらすことになり、ブランドのアドバイザーとして、顧客を従事させることによって愛着心という効果を生むでしょう。

ネスレドイツの最高経営責任者Gerhard Berssenbruggeは、こう説明しています:”我々は消費者との双方向のコミュニケーションを促進している。
彼らが希望するものを私たちに言ってくれれば、我々はそれを改善できる。
私たちは、顧客からのアイデアによって、ネスレマーケットの将来だけではなく、自社製品を形作るために積極的に刺激をもらいたい。”と述べています。

そのため、より顧客が積極的に参加できるようにNestlé MarktplatzのFacebookページを設けています。

全体的に、Nestlé Marktplatzのコンセプトは特に本心と愛着心を生むパワーであり、個々のブランドのFacebookファンページがパワーを持つようになるための中央のe-コマースプラットフォームとして位置づけられています。

しかし、先進的な取り組みを行うネスレにも課題があるようです。
それはブランド固有のFacebookのファンページや製品のはるかに広範囲のブランドを提供するスーパーマーケットから反対を受けており、このNestlé Marktplatzで説得力があることをを実証することである。

確かにNestlé Marktplatzのソーシャル機能を兼ね備えたFacebookページが顧客を惹きつけるものになるとは今の段階では言えないと思います。
ただその代わりに、Nestlé Marktplatzの差別化としてまだ市場に出回っていない、かつその地域では売っていない製品を限定的に購入できるというメリットがあります。

まだまだ、ネスレ側も手探り状態という感じは拭えませんが、ソーシャルコマースの領域でブランドのパイオニアになるためにNestlé Marktplatzはきっとこれからも進化していくでしょう。

■TOPMANのソーシャルコマース事例
次にご紹介したいのが日本でも展開しているアパレルブランドのTOPMANのソーシャルコマースへの取り組みです。
このブランドは20代の若者を中心にイギリスのビビットなカラーや斬新なデザインのUKファッションを比較的低価格で購入できるという理由で人気を博しています。

そのTOPMANがアメリカのシカゴに実店舗をオープンと同時に、ZibabaというFacebookページ作成会社主導のもとTOPMANのFacebookページをオープンしました。

まだ現在は、Facebookページ内のファンストアはカタログのように商品スタイル画像が並べられていて、TOPMANのe-コマースサイトにリンクする程度に制限されています。
その他の機能として、いいね!やコメントを残せるだけでなく友達に商品についてアドバイスできる仕組みもあります。

このようなカタログアプリケーションは、新たな小売チャネルの作成の手間を避けられるためソーシャルコマースのブランドや小売業者にとってソーシャルコマースへの取り組みの第一歩になります。

それだけにとどまらずTOPMANは、ファンにFacebookページ内のファンストアで説得力のある理由を与えるためにも、すぐに必要に応じてファン専用ページの作成やFacebookとTOPMAN e -コマースサイトを統合することファンの店にスペシャルな体験を提供するでしょう。

これからもファッション×ソーシャルコマースの相性の良さについて勉強していきます!

参考までに、こちらはFacebook作成会社ZibabaのFacebookコマースに関する紹介動画です。

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カテゴリー: ソーシャルコマース, ソーシャルメディア, ファッション

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