モバイル業界の未来を担うNFCに関する海外メジャープレイヤーの動向

■NFCの主要機能

皆さん、こんばんは。今回はモバイル業界の次世代技術として注目されているNFC(近距離無線通信)と呼ばれる海外記事についてコンパクトにまとめたものをご紹介したいと思います。(参照:Near Field Communication: A Quick Guide to the Future of Mobile

日本企業のNFC活用と今後の動向に関しては、国内携帯キャリア3社のNFC戦略に迫る!という記事がボリュームがありまとまっているのでぜひご覧ください。

まずNFCとは一体どのようなものなのかを確認したいと思います。
主に3つの使用方法として期待されている。

1.Reader/writer mode: スマートタグに関する情報を収集し、書くことができる。 タグは、アンテナに接続されたデータを含む集積回路である。

2.Peer-to-peer mode:二つのNFCの機種を用いて相互にデータを交換することができる。

3.Card emulation mode:NFCデバイスは非接触型決済カードまたは非接触型交通カードのようなリーダーに表示される。

                          (国内携帯キャリア3社のNFC戦略に迫る!より抜粋)

■NFCを使って具体的には何ができるのか

交通:NFCはほとんどの非接触型スマートカードとリーダーと連携をしており、都市の公共交通決済システムとして使用できる。

使いやすさ:ブルートゥースとは異なり、NFC対応デバイスは相互に動作するように設定する必要がない。NFCはタップするだけで接続することができる。 NFC対応の携帯電話が普及した場合、あなたはおそらく2つの携帯電話に触れることによって二人はゲームを開始できるようになる。あなたの携帯電話にヘッドセットをリンクするか、単にプリンタにデバイスに触れて写真を印刷できるようになる。

スマートオブジェクト:NFCは今のバーコードと類似のアプリケーションを持つことができる。あなたは、ポスターの上にNFCを置き、歩行者が自分の携帯電話でそれをスキャンすることで詳細な情報を得ることができる。

それ以上に、タグを統合することにより、任意のオブジェクトへのより多くの情報を追加できる他、看板から離れていてもいくつかの興味のあるアプリケーションに繋げることができる。 Objecsという会社は、墓石用NFCタブレットを販売しています。個人のロゼッタストーンにNFC対応携帯電話をタッチすると、故人に関する追加情報を提供するというサービスを展開している。

ソーシャルメディア:フォースクエアがサービスとして登場する前に、Servtagと呼ばれるドイツの会社がFriendtickerと呼ばれるNFC対応携帯電話用の同様のコンセプトでビジネスを展開していた。同社は、ベルリンの様々な場所で250以上のNFC-タグを配置して、NFCに適用しているユーザーがその場所にチェックインすると情報が自分の友達に伝わるというものであった。

■モバイル決済に関する噂

ニュースでは、NFCがしょっちゅうモバイル決済なのかやデジタル財布ウォレットなのかという議論が行われている。他の多くの無線技術とは異なり、NFCは約1.5インチ(約3.8センチメートル)の短い範囲で作動する。これは、このような非接触型クレジットカードの支払いなどの安全な商取引として使われるに値する良い選択肢となる。クレジットカード会社、モバイルネットワークプロバイダとスタートアップは、NFC対応携帯電話が広く利用可能になったとき、デジタル取引を促進する良い機会を獲得するであろう。

■NFCにおけるメジャープレイヤーの動き

Google:5月、Googleウォレットと呼ばれる非接触型決済システムを明らかにした。シティ、マスターカード、スプリントとNFCを使用して、モバイル決済とポイントカードを可能にするアプリを作るための最初の試みである。そのファーストステップとして、アンドロイド対応端末のNexusS 4GでシティマスターカードとGoogleプリペイドカードを備えた機能を発表する予定だ。

Amazon:アマゾンはまた、NFC対応の携帯電話決済システムを模索している。

Apple:最も騒がれているアップルの噂の一つが、iPhone 5ではNFC対応になるのではないかと言われている。ただ同じ噂はiPad 2に関しても報道されていたが実現されることはなかった。

Microsoft:パーティーから取り残されないように、マイクロソフトもまた次の電話のリリースのためにNFC機能を計画していると噂されている。

Paypal:同社は2008年から地元の店で非接触型決済端末を設置しているパロアルトのスタートアップと提携している。ユーザーが自分の携帯電話にNFC対応のステッカーを添付して彼らは支払いをすると、報酬を受け取る。以前は、提携銀行での口座から支払っていたが、昨年の夏以来PayPal自身でアカウントを使用して支払うための機能を持った。

※さらにPaypalは今年の7月に同アプリを搭載した端末を背中合わせに重ねることで、指定した金額をユーザー間で送受できるサービスを発表した。支払いを受けたいユーザーがアプリ上で金額を設定して送金側の端末と重ねると、端末が通信音を発し両者の端末上にリクエストが発生したことが表示される。送金側がアプリでPINを入力し「Send Money」ボタンをタップするとPayPalのサーバにデータが送信され、相手への送金が完了する。

クレジットカード会社:駅でも非接触決済のカードを使用するNFCでの支払を受け入れることができる。したがって、現在ではほとんどすべての主要なクレジットカード会社が日本におけるSuicaのようなタッチアンドゴー形式のカードを使用した支払いでNFCを利用することに関心を寄せている。

携帯電話プロバイダ:ベライゾン、AT&TとT- Mobileは昨年ISISと呼ばれるNFC非接触型決済ネットワークを起動するために提携。それ以来、ビザ、マスターカード、アメリカンエクスプレス、ディスカバーの4大カード会社が参画している。

以上、NFCのまとめ記事でした。
次回はこのNFCに関する海外の実際の活用事例をご紹介できればと思います。

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2件のコメント

カテゴリー: インターネット全般, ソーシャルメディア, ビジネス

モバイル業界の未来を担うNFCに関する海外メジャープレイヤーの動向」への2件のフィードバック

  1. Paypalと提携していたNFCスタートアップ(BlingNation)は従来のモデルが軌道に乗らず路線変更のためステルスモードに入りました。http://svlifelog.blogspot.com/2011/08/next-big-thing-mobile-payment.html

    • >>Makoto Kondoさん 川田と申します。なるほど、貴重な情報ありがとうございます!明日には追記でアップしたいのですが、リンクを貼らせていただいても宜しいでしょうか?

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